京都地域会

  • 投稿:2011年4月15日
  • by 後藤直子 
  • 京都地域会

JIAイベント 東日本大震災「建築と子供たち」絵本や文具の支援

私たち京都地域会では 7~8年前より毎年「建築と子供たち」の活動を継続しています。 今、東北の被災した子供たちの手助けとなる方法をと思案しました。

「建築と子供たち in KYOTO」の活動のきっかけとなったのは、仙台のJIA会員の渋谷セツコ氏夫妻が中心として行っていた活動でした。自宅のある海岸に近い亘理町は一部を残して崩壊し瓦礫の山となっています。付近は津波で壊滅し子供たちも地元の荒浜小学校のとなりの小学校の体育館で避難生活をしています。他へ疎開した子もいますが まだ6割くらいの子供たちは避難所生活をしており、京都から送られてくることは皆非常に喜ぶと思うとのことです。渋谷さんは軽自動車が手に入り子供たちに届けることが出来るようになったそうです。子供たちが少しでも心が和らいでくれることを願って、まずは身近な知り合いの方々から支援を行いたいと思っております。
(呼びかけ人:國吉公一/2011年4月9日)

おくるもの
1、子供向け図書(対象は保育児童から中学生)
2、子供向け文具、遊具
3、支援金
4、京都の小学生から被災している子供たちへのメッセージ

                   
イベント名称 いらなくなった絵本はありませんか
東日本大震災「建築と子供たち」絵本や文具の支援
開催日時2011年4月15日〜
募集期間(締切日)〜2011年4月15日
内容

ご家庭で読まなくなった子供の本や使わなくなった辞書、学習本などがありましたら、東日本の子供たちに送りませんか?

今回の東日本大震災の津波で家や学校が流されてしまった子供たちは、今は勉強する学校も図書館もありませんが、不便な避難所で明るく過ごしているそうです。遠い将来、心の肥やしになる本をみなさんのメッセージを添えて、わたしたちは届けたいとおもいます。

申し込み方法

集荷場所にご持参ください。詳細は下記申込書欄のPDF書類に記載。

申込書 申込書
地図の表示
主催・共催等主催:社団法人 日本建築家協会 近畿支部 京都地域会
お問い合わせ先 社団法人 日本建築家協会 近畿支部 京都地域会 e-mail soumu@@jia-kyoto.org

【レポート】

ご協力いただいた皆様、JIA京都会の皆様

先日来の東日本震災支援の「子供たち向け本」の集荷には多大なご協力を頂きありがとうございました。大変おそくなりましたが、集荷状況と送り先について、ご報告させていただきます。
短期間ではありましたが、たくさんの本が集まりまして、4月15日に発送し、4月16日に渋谷さんのところに到着したメールを頂きました。集荷は全部でダンボール26箱分集まりましたので、第一便と第二便に分けて送らせていただきました。

【第一便(渋谷セツ子さん宛て)4月16日到着】
1、子供用文具: ノート(児童用)、鉛筆などの詰め合わせ × 1箱
2、子供用文具: スケッチブック、クレヨン、鉛筆など ×1箱
3、赤ちゃん用絵本 ×1箱
4、絵本 ×1箱
5、児童書 (子供手書きメッセージ3通いり)×1箱
計:ダンボール5箱送らせて頂きました。
送付先の渋谷セツコさんからは「感激です!」とお便り頂きました。

【第二便(亘理町支援物資係宛て)】
4月25日にすべての本(ダンボール25箱分)を発送いたしました。
〒989-2351 亘理町字旧舘62-1 佐藤記念体育館内 亘理町支援物資 係宛て

みなさまのご協力により、被災地に温かいメッセージが送ることができたと思います。JIA会員のみなさま、また修徳学区のみなさまには、重ねて御礼を申し上げます。今後も、建築と子供たちに関連した震災復興に向けて、京都会全体で協議しながら、活動を続けていく所存です。復興支援に関して、再びこういう機会を作りたいと考えております。そのときは、是非またご協力をお願いもうしあげます。本当にありがとうございました。

震災支援JIA京都地域会「建築と子供たち」委員会有志一同
呼びかけ人:國吉設計事務所 國吉公一
2011年6月8日

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