本展覧会は、一般の方々に建築家の仕事の仕方や哲学、
さらに京都ならではの文化や建築の魅力を伝えることを目的としています。
京都という歴史と伝統が息づく街で、建築家がどのようにその文化を継承し、
新たな価値を創造しているかを紹介し、また、建築家の仕事の現場での取り組みや、
独自の哲学を一般の方に分かりやすく伝えることで、
建築家と社会との間にある障壁を取り除くことを試みます。
本展覧会では、京都の伝統的な建築様式と現代建築の融合を体感できる空間を提供し、
より深く京都の魅力に触れることができるようになることを目指し、
日本の建築文化と哲学の普及を図ります。
アフターコロナ時代において、観光客が急増している中で、
本展覧会を通じて、京都の建築家たちが世界に向けて発信する
メッセージに注目していただきたいと考えています。
それぞれの建築家が大切にしている価値観や、地域に根ざした取り組みを紹介することで、
市民のみならず観光でお越しになった皆さんにも新たな視点を提供できることを期待しています。
「京都・建築家の仕事展-その手法と哲学ー」は、
さまざまな建築家が手がけたプロジェクトを紹介することで、
そのプロセスや背景にある哲学を理解していただけます。
また、京都の地域性や伝統がいかに建築家の創作に影響を与えているか、
そしてその創作が京都の街並みや風景にどのように根ざしているかを明らかにします。
この機会を通じて、訪れる人々は京都の建築に対する理解を深めるだけでなく、
一般の方々も建築家の仕事に対する興味を持つことができるでしょう。
さらに、本展覧会では、建築家たちがどのように
環境問題や持続可能性に取り組んでいるかにも焦点を当てます。
京都の歴史的な建物や文化財を維持・保存しながら、
現代の技術やデザインを取り入れることで、
持続可能な都市づくりを実現しようとする姿勢も紹介します。
また、本展覧会では、インタラクティブな展示やワークショップも開催予定です。
参加者は建築家と直接対話し、建築デザインや都市計画のプロセスを体験することができます。
これにより、一般の人々が建築家の仕事や建築物に対する理解を深め、
建築家と市民とのコミュニケーションの橋渡しとなることを期待しています。
最後に、「京都・建築家の仕事展-その手法と哲学ー」の
取り組みが多くの人々に届くことを願っています。
思いもよらない建築家の手法や作品を、どうぞお楽しみください。
そして、建築家と一般の方々との間にある障壁が取り除かれ、
共に建築の未来を築いていくことを心から期待しております。
実行委員長 関谷 昌人
イベント名称 | 日本建築家協会近畿支部京都地域会作品展2023 京都・建築家のしごと展-その手法と哲学 |
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開催日時 | 2023年9月7日(木)〜10日(日)10時〜18時*最終日17時まで |
会場 | 京都文化博物館 |
住所 | 〒604-8183 京都府京都市中京区東片町623−1 |
地図の表示 | 〒604-8183 京都府京都市中京区東片町623−1 |
主催・共催等 | 主催:(公)日本建築家協会近畿支部 京都地域会 後援:京都府・京都市 協賛:株式会社I-PEC 影近設備工業株式会社 株式会社京都確認検査機構 株式会社TJMデザイン/kitchenhouse |
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