• 投稿:2020年9月15日
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支部長通信2020 8月号

皆様、こんにちは。
コロナコロナと騒がれていた7月に続き、8月に入って(特にお盆明け頃から?)熱中症だの最高気温更新だのとニュースではコロナと熱中症の話題ばかりの8月でしたが、個人的には、久しぶりの長期休暇が取れ、と言っても国内外旅行に行くことも出来なかったため、家から30分圏内を中心にゆっくり家族と時間を過ごせたので、身体はリフレッシュ出来ました。安倍さんはそれすら許されない状況だったんでしょうね。そりゃ、身体も壊しますね。

さてさて、今月の支部長通信です。今月は、先月程目立った動きはなく、委員会を中心とした活動でした。このコロナ禍で、幸い?全ての委員会がオンライン開催なので、今のところ全ての委員会に出席出来ていますが、自分自身の勉学の為にも当分これは続けたいと考えていますので、皆様宜しくお願い致します。

8月3日

寝屋川市と空き家流通推進に関する連携協定書に調印致しました。本来なら寝屋川市役所内で、大体的な調印式が行われる予定でしたが、ご承知の通り、コロナ禍でメディアを呼んだ調印式は中止となり、JIA近畿支部会議室にて簡素に行われました。他にも多くの団体が関わっているプラットフォームなので、多団体の調印全てが終われば、調印完了となります。これは、井上前支部長の時から進められていた話で、元はと言えば、寝屋川市がビフォーアフターによく出ている西濱さん(流石)の事務所に相談に行ったところからスタートしています。改めて、建築家として、メディアに露出することの大切さを感じました。空き家対策は、他の市町村も関心が高いトピックなので、この寝屋川モデルが上手くいけば、他の市町村とも協定を結べれば良いと思っています。

8月6日

夕方から広報委員会に出席しましたが、新たにウェブサイトを刷新するに辺り、各地域会からの意見や費用面を含めた問題点等、課題は山積です。しかし、現状の6地域会間でのサイトの統一感の無さや、情報管理の問題等を考えると、何らかの対策は必要だろうと感じています。これから、現在一部の地域会や支部がお願いしているデザイナーさんに継続して依頼するのか、新たなデザイナーを探すのか、見積をとって、模索していくことになるんだろうと思います。どうなるか、分かりませんが、広報委員会以外の方からも率直な意見を頂ければ幸いです。そして、会議の後、一時間程、当事務所で大阪地域会荒木会長と大阪地域会のウェブサイトに関する議論を中心にざっくばらんな意見交換を行いました。地域会として、現在存在しないウェブサイトについての費用をどう捻出するかなど、これまた課題が山積みのようですが、支部長としては、地域会の運営にとやかく言うつもりはないので、荒木さんにお任せすることにして、閉会しました。

8月7日

正副支部長、地域会長でメンバーを構成している活性化戦略会議を行いました。議題は先日の広報委員会でのウェブサイト刷新に関する意見や、行政との協定締結についての意見交換、荒木さんが取り組んでいる都市デザイン研究会での活動の紹介等を通じて、現在進めようとしている芦屋市、西宮市、寝屋川市等との連携についての議論を行いました。やはり箕面市との実績は大きいですね。しかもその実績をお持ちの前田さんや木村さんが副支部長としておられるのは、非常に心強い存在です。更に議論を進めて、JIAとして行政とどう関わっていけるのかを引き続き模索していきたいと思います。皆様も知恵をお貸しください。

8月18日

お盆明けです。私の事務所では一応9日~16日までお休みにしたので、私も久しぶりにゆっくり過ごすことが出来ました。お盆前に締め切りました九州支部への災害対策支援金を本日、近畿支部事務局を通じて、九州支部事務局へ送金致しました。集まった金額は20万5千円でした。この件に関しては、一つだけ心に引っかかっていることがあります。これは、一応役員会で諮り、皆さんの賛成を得た(更には一部の地域会からの要望も反映した)にも関わらず、多くの役員の方からの寄付が得られなかったこと、また寄付者の名前をウェブサイトで公表して欲しいという個別の要望を出されたその地域会からは、結果的に1人も寄付が無かったことは非常に残念に思いました。寄付をされないのであれば、なぜ要望だけ出したのか。逆に辞退をして頂いた方が、他の方々の名前を公表する必要はなかったのではと思いました(個人的には、寄付で名前を公表する事に美学を感じません)。寄付はあくまで善意であって、強制ではないので、個人個人で事情があることも考えが異なる事も理解しているつもりです。ですから結果については納得していますし、また逆に寄付頂いた方には、本当に感謝でいっぱいです。改めてありがとうございました。これからもどんどん自然災害が増える中で、個々に色々な考えがあるので、難しい問題だなと感じました。苦しい中で、ご寄付を頂いた方々には、心より感謝申し上げます。本当に本当にありがとうございました。

8月20日

総務委員会がありました。総務委員会でのメインの議題は、会員数の増減についてや、、今後どのようにして会員を増やすかといった内容でしたが、会員数を増やそうと思えば、リクルート活動の前に、先ずは団体として、どれだけ面白い活動が出来、それを如何にタイムリーに新鮮な情報として発信出来ているかに尽きると思います。年配の方々が辞められていくのは、ある種自然の原理のようにも思います。年齢と共に仕事量も活動も徐々に小さくなり、団体活動が難しくなっていく気持ちも分かる気がします。しかし、若手が入って来ないのには、一番に団体に魅力を感じないからであって、その原因はどこにあるのか?ズバリ活動内容だと思います。メンバーひとりひとりがその事を意識し、対外的に魅力的な活動を繰り広げられたら、そして、それをタイムリーに幅広く発信出来れば、自ずと会員は増えるような気がします。まぁ、個人的な意見なので、他にご意見があれば、どんどんください!

8月23日

滋賀地域会メンバーの片淵良さんが亡くなられました。1973年生まれですから、私よりも3つも若いんです。支部の幹事、支部大会実行委員長、地域会副会長などを歴任され、これから益々ご活躍をされる方だったに違いありません。先日、私も大腸がん検診で引っかかり、人生初の大腸カメラを経験しました。僕はこれまで病気をしたことがなく、健康診断で再検診になったことが無かったので、少々焦りましたが、結果はなんともありませんでした。初めて自分の大腸の中をくまなく見れたので、安心しましたが、前日からの食事制限や、当日の3リットルもの水分摂取には参りました。若い若いと思っていたのに、いつの間にか齢を重ねてるんだなぁと感じました。皆さんもマメに健康診断に行ってくださいね。

そして、片淵さん、お疲れ様でした。

8月24日

JIA九州支部の松山支部長から、先日近畿支部からお送りした支援金のお礼のお電話を頂きました。初めて松山さんと話しましたが、非常に気さくな方だなと思いました。なるほど、全国で仕事を沢山されているだけのことはあるなぁと感心致しました。こちらも負けていられませんね。トホホ。

本日は登録建築家資格制度についての勉強会を開催してもらいました。姫路の吉田さんや、徳島の内野さんに丁寧に説明して頂き、なんとなく?!(すみません。私は頭が悪いので理解するのに時間が掛かります)概略が掴めた気がしました。今後、まだまだ勉強が必要ですが、なんとか追い着いていきたいと思います。

8月26日

協力会委員会に参加しましたが、延原委員長を初め、熱い議論が出来、今後の展開が楽しみになりました。私は協力会員も正会員も同じ会員だと思っています。どちらがどうという事ではなく、共に面白い事をやっていくメンバーですので、互いに協力し合い、新たな商品開発に繋がるようなアイディアが出たり、設計に活かせるアイディアを貰ったりとこの可能性は無限大じゃないでしょうか?その為には、正会員と協力会員がもっともっと交流するべきだと感じます。ビアパーティーや年末年始の集まりで挨拶をしている程度では何も生まれないと思います。特に今年度から始まった新しい企画「カタリスト」は、既に先月のメルマガでも見られたかと思いますが、今後の展開が楽しみな非常に面白い企画だと思います。インターアクティブな関係性を構築することが大切ですね。頑張りましょう!

Catalyst(カタリスト)第0回 正会員と協力会員をつなぐ交流スペース

Catalyst(カタリスト)第1回 不自然にならない自然

8月27日

今日は終日JIAdayです。午前中は本部理事勉強会。昼から夕方まで本部理事会。これが、本来なら東京まで行かないといけない行事だと考えるだけでゾッとします。ところで、この本部理事会、6月1日にオブザーバーとして参加したのが最初です(もちろんオンラインで)。この時点では、まだ支部長ではないので、あくまでオブザーバーです。次に6月26日。この日の正式に支部長として承認されたので、実質最初の理事会です。そして今日。まぁ、オンラインでの開催ということもあり、且つ誰一人としてお会いしたことがない方々ばかりということもあり(そう思いたい)、感覚としては、東京を中心に淡々と進んでいき、全く意見を言えるような状況ではないというか、非常に意見が言いにくいというか、あまりの参加人数(画面上で)の中で、議題も多く、どんどん進めなければならない状況だからか、とにかく未だに質問や意見を言うタイミングが掴めず(場の空気が読みづらく)、ただ淡々と進んでいく報告事項や協議事項、審議事項に着いていくのが必至で、夕方4時半に終われば、一斉に退出するだけで、これまた、なんだかなぁという感じです。オンラインの便利さと引き換えに何か得られていない気がしてなりません。良いような悪いようなコロナ禍。うーん、悩ましいです。

8月31日

今月最後の行事は支部役員会です。この支部役員会は、本部理事会の数日後に行われるのが通例で、本部で話し合われた内容を報告し、更に支部の議題を協議、審議し、各地域会、委員会からの報告事項を発表しています。なので、何かしら議題に上げたい内容があれば、この役員会までに議題を上げて頂ければ話し合われますので、よろしくお願いします。今月は各種事業活動助成金(本部、支部、協力会)、ウェブサイト、卒計コンクール、芦屋市防災担当者との打合せ日程、西宮市長訪問、寝屋川市空き家対策、建築関係団体合同忘年懇親会等が主要議題でした。また、ラーニングサロンも再開出来、今回は都市デザイン研究会の活動報告について報告して頂きました。淡路島の炬口集落での活動の話や、建築物の設計段階で専門家等が関わってデザイン協議を行う「デザインレビュー」に関する活動の話を尾崎久純(東畑建築事務所) さんや、坂井信行(地域計画建築研究所・アルパック)さんに話して頂きました。中々面白い内容で、自分自身も都市デザイン研究会に入りたいと思いました。

さてさて、今月は本来であれば、毎年恒例のビアパーティーがあるはずでしたが、それもなく、また、相変わらず全てオンラインによる会議の為、中々皆さんの「顔」が見れない状況が続いており、なんとも寂しい感が否めませんが、一体いつまで続くのか。巷では、数年続くと言われてますが、そうなると、もしかすると一度も会わないまま、2年の任期を終えることになるのかも知りませんね。そうなれば、全く新しい時代へ突入する感じがします。さて、どうなるか。我が家では、ようやく朝晩が涼しくなりまして、窓を開けて寝ていると少々肌寒く感じることもあるくらいですが、まだまだ残暑が続きますので、皆さまにおかれましては、くれぐれもお身体ご自愛ください。ではまた来月。

近畿支部 支部長 津田  茂

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