概要(応募要項から抜粋)
【本コンペティションの趣旨】
餅飯殿/古都奈良で最も古く、伊勢街道・京都街道・奈良街道・大阪街道・柳生街道が交差する奈良町の中心で、街道・路地・厨子が網目に走り、遠く南の吉野とも深く繋がっている商店街です。21世紀初頭、人通りと活気が町から消えてシャッター街と化した時期がありました。商店街再生を目的としたもちいどのセンター街独自のインキュべーション事業である「もちいどの夢CUBE」は 2007 年のオープン以来、現在まで多くの若い起業家を輩出しその主たる目的を達成することができました。そうしたなか、もちいどのセンター街では新たな目的として「次世代の商店街像」を見据えた新たな施設「餅飯殿NEXT+」(仮称)の建設を計画しています。
商店街の構成も近年様変わりし、老舗が減る一方で新業態が参入し、奈良市民の台所よりも観光依存が大きくなり、修学旅行生から外国人観光客に推移する時代背景の中で、商店街のあり方を今一度考える時期に来ています。今回求めるのは1街区を使って餅飯殿の未来を創る空間デザインの実施コンペです。
従来のインキュベーション機能は踏襲しつつも、既存の枠組みを超えた創造性豊かな大胆な施設を目指しています。
「目指す施設」
1「まちをワクワクさせるお店を「餅飯殿NEXT+」(仮称)から世界へ」をコンセプトに魅力的な店舗(事業家)の卵を県内外、国内外を問わず招聘し、孵化させ奈良市中心市街地周辺はもちろん、県外国外へ広く輩出する施設
2今後近隣エリアとの繋がりが大切になってくると考えており、単なる商業施設ではなく地域エリア(商業者・居住者)を繋ぐハブとしての施設
3観光地中心にありますので「単なる商業施設・買い物をする場所」ではなく、その施設が「観光資源」と呼べるほど「購買意識がなくても入ってみたい」と思わせる施設
4震災時の救護・停電時の電源供給(ソーラー、風力発電)・給水所・街の情報ネットワーク拠点も兼ねる休憩所の機能も付加させる。防災用具備蓄の倉庫を計画に入れる。
新たなこの施設から「新しいモノ・コトが胎動するワクワク感」や「単なる集合店舗施設ではない楽しそうな場所」「おもてなし空間」を感じさせるデザインを要望します。
【実施コンペティションの概要】
主催/奈良もちいどのセンター街協同組合
協力/公益社団法人日本建築家協会近畿支部
事業主/奈良もちいどのセンター街協同組合
運営事務局/奈良もちいどのセンター街協同組合・
公益社団法人日本建築家協会近畿支部
【スケジュール】
■公示 2024年11月05日(火)〜(JIA近畿・餅飯殿HP)
■応募要項の配布・応募登録開始 2024年11月05日(火)〜 (JIA近畿 HP)
■プレス発表 2024年11月13日(水)(奈良市記者クラブ)
■質疑提出期限 〜2024年12月20日(金)17:00必着
■質疑回答公布 2025年01月10日(金)(JIA近畿 HP)
■応募登録締切 2025年01月10日(金) 17:00
■応募作品の提出期限 2025年03月07日(金)17:00 必着(郵送・持参)
■ 1次審査・結果発表 2025年03月12日(水)〜16日(日)
(1次審査通過者にメール+HPで一次通過作品公表+敷地正面に掲示)
■1次審査通過作品展示 2025年03月17日〜23日 (JIA近畿 HP・餅飯殿HP+現地展示)
■2次審査・結果発表 2025年03月25日(火)・26日(水)・28日(金)のいずれか
(もちいどのセンター街会場でプレゼン・即日決定・表彰式)
【応募登録】
本コンペに応募希望の方は、以下URLのフォームから登録ください
https://forms.gle/J4t2cpSfyjerazGR7
【質疑】
質疑については、以下URLのフォームに入力ください(電話での対応は行いません)
https://forms.gle/pwncxXUpDjGgjX7WA
【資料ダウンロード(募集要項など)】
本コンペに関する各資料は以下よりダウンロードください
1、募集要項 (pdf)
2、敷地測量図 (dxf、vwx 、pdf)
3、敷地の現状写真 (pdf、jpg)
4、付近見取図・敷地位置図(pdf)
5、アーケードの配置図(jpg、pdf)、断面図 (jpg、pdf)
6、応募登録・質疑 (上記の入力フォームに記入)
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