建築家の役割はどうあるべきか。社会構造の変革が問われる今、建築家はどこへ進むべきか。問題意識を共有しつつある最中に東日本大震災が起こり問題はいっそう明確になりました。AID40では、私たちU-40世代が生まれた頃から第一線で活躍されてきた建築家に直接生き様を伺い、私たちが建築家としてどのように生きていくのか、もう一度自身に問い直す機会にしたいと思います。AID40は@大阪を皮切りに@金沢、@札幌、@福岡と開催し、各地の議論を持ちよりUIA2011東京大会につなげます。
イベント名称 | AID40@OSAKA JIA U-40建築家セミナー 40年間を見つめて40年後の明日(A)と今(I)をデザイン(D)する |
---|---|
開催日時 | 2011年6月10日(金)(開場17:30~)18時~21時 |
募集期間(締切日) | 2011年6月6日 |
内容 | 槇文彦×U-40 進行:倉方俊輔 |
参加対象 | 会員・一般 |
定員 | 定員に達しました |
参加費 | 震災義援金として1000円 |
申し込み方法 | 1.ファックス(06-6222-6252)申込書をダウンロードして必要事項を記入の上ファックスしてください。2.e-mail event@lighting-daiko.co.jp |
申込書 | 申込書 |
会場 | ライディング・コア大阪(大光電機ショールーム) |
住所 | 大阪市中央区高麗橋3-2-7 高麗橋ビル |
地図の表示 | 大阪市中央区高麗橋3-2-7 高麗橋ビル |
主催・共催等 | 主催:JIA青年WG、JIA近畿支部、大光電機(株) 後援:UIA2011東京大会日本組織委員会(JOB) 運営:JIA近畿支部青年委員会 |
CPD単位 | 3 |
お問い合わせ先 | 大光電機株式会社/経営戦略室 TEL 06-6222-6250 e-mail event@lighting-daiko.co.jp |
【レポート】
2009年から始まったU-40建築家セミナーも今年3期目を迎えた。今年度は大阪を皮切りにスタート。セミナー第1部槇文彦氏による講演から始まった。氏の子供時代の記憶、原風景として強く印象に残っている「原っぱ」や「路地」についての体験談。また建築について興味を抱き、建築を志す大きなきっかけとなった「空間」との出会い、特に強く影響を受けたという住宅「土浦亀城邸」。また谷口吉生の初期の作品、東京大学時代の丹下健三、ハーバード大学時代のジョゼップ・ルイス・セルトから学んだことについて熱く語っていただいた。セミナー第2部パネルディスカッションでは、山崎亮氏をお招きし、司会の倉方俊輔氏の進行により、「空間」と「コミュニティ」のキーワードを軸に建築家の将来象を模索する活発な議論が会場の参加者を交えて行われた。(近畿支部青年委員:真田一穂(作成))
関連記事