昨年、近畿支部長に就任した際に、JIA建築家が集まる場として「JIAアーキサロン」、支部の活動を見直し、新たな活動を創出する場として「基本政策諮問会議」を立ち上げました。
公益社団法人であるJIAの活動は社会の変化や進化に応じて変わっていかなければいけません。近畿支部は650名の会員が在籍し、各地域会をベースとして活動をしてはいるものの、我々の活動について市民や行政等へ発信が出来ていない状況があり、これまでの活動を見直す必要に迫られました。これからは社会のニーズをいち早く、正確にキャッチし、それに則った活動を創出し、そして実践し、社会への貢献に繋げていかなければなりません。それと同時に建築家の存在、役割、魅力を社会に認知させることも当然必要です。
今回の基本政策諮問会議は幅広い世代の建築家で構成しました。次の時代を担う若手建築家が中心的役割で参加し、これまでの活動を認識し、課題を抽出し、そして最も重要な近畿支部のこれからの活動のあるべき方向を打ち立てました。
皆様には、この答申書をご覧いただき、活動の見直しの必要性をご理解ください。
皆様のご理解を得た上で、我々執行部は2018年度のJIA近畿支部の事業計画をこの基本政策諮問会議答申書に基づき作成していきます。
どうぞ宜しくお願いします。
近畿支部長 井上 久実
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