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  • 投稿:2014年3月27日
  • by 事務局
  • 広報委員会

近畿支部大会・大阪を終えて。

【執筆者】
青砥 聖逸(近畿支部大会実行委員長)

「建築家」の称号は、我が公益社団法人・日本建築家協会しかないと思っている。
正会員が近畿支部では700名もいる。いや700名しかいないとも言える。
大会とは何のために?又誰の為に行うものか?
近畿支部大会として実行委員会では1年以上の準備をして本大会を迎えた。
これまでにない誰もが参加しやすい大会にしようと若手建築家が中心になり、「ツナギ」と言う大会テーマを掲げてのチャレンジであった。
実現に向かう学生コンペティション、建築家と地域ネットワークのイマとミライの討論会、協力会員のショールールや中之島デザインミュージアムで行う催しの、おおさか・まちArchi(あるき)フェスタが主な企画内容だった。
関西建築家大賞の授賞式と鼎談もこの大会で行うことが出来た。
多過ぎる企画と批判の声もあった。早朝からの公開審査会や討論会には参加者も少なく、誰の為かと疑問にも思ったりもした。
しかしながら、今繋がらないと何時繋ぐ!多過ぎると言われたこの企画、この行動力がなければテーマの「ツナギ」は実現しなかった!と言い切れる。
建設業新聞だけではなく、読売新聞や朝日新聞にも紹介された。他支部の参加者からは「近畿支部はエネルギッシュで凄い」とも言わしめた。
連続企画に「追っかけ」してくれた若い建築家や、一般の市民が参加してくれた。
「建築家の集まり」でしか出来ない今回の大会。「ツナギ」の目標に向かった人たちと、佳い時を過ごすことが出来たと思う。
企画運営に身を粉にして成し遂げてくれた実行委員会の皆様や、参加して頂いた皆様に心から御礼を申し上げたい。