建築家(設計者)との出会いと選定
信頼関係を上手く構築できるかどうかが大切です。
適切な建築士の資格を持つ建築家との、出会いと選定、この2つは、まず出会いがあってのち選定と分けて考えられます。
先ずは、身近かなところに出会いを求めます。例えば、友人に建築家がいれば、そこからスタートというべきところですが、そう都合よく出会えるとは限りませんが、そこで止まらずに、友人の友達辺りまで輪を広げて探してみると、建築家に行き着くかも知れません。また、伝統的な、ご近所、クチコミ作戦など意外に効果的です。
しかし、それはちょっと、身近な方々に知られるのは嫌、直接プロにコンタクトをと考えられる方には、 もう一つの出会いはメディア、書籍・雑誌・ネットさらにはTV等々、日進月歩、様々な場があります。いずれの方法を取るにせよ、出会い即選定ではなく、先ずはコミュニケーション、あなたの思いを建築家に語って、建築家の意見を聞いて、その上で選定するのが望ましいと思います。
大切なことは、建築家としての力量もさる事ながら、クライアントと建築家、相互の信頼関係を上手く構築する事が出来るかどうか、言い換えれば「相性」これも大切なことです。
また、設計者選定から設計依頼に進むに際して、費用等金銭的な問題等も、はじめにきちんと、聞いておきたいものです。
出会いと選定について、上記のような手法にも躊躇される場合は、日本建築家協会(JIA)をはじめとする職能団体やさらには公共の相談窓口等へ気軽に相談なさってはいかがでしょうか。次のステップへ向けての糸口が見つかるものと思います。